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債務整理と生活保護

  • Posted by: hoshioffice
  • 2012年6月 4日 14:04
  • 債務整理

債務整理の目的は、依頼者の生活の再建です。

最初の相談の時点で既に生活に困窮している場合には、生活保護の利用を勧めることが

あります。

今、この生活保護の「不正受給」が話題になっていますが、報道を見る限り少なくとも法的

には「不正受給」ではないようです。

道徳的な評価は別にして、生活保護法4条2項は、「民法に定める扶養義務者の扶養及び

他の法律に定める扶助は、すべてこの法律による保護に優先して行われるものとする」と

規定しています。

これは、たとえば生活保護を受けている親が子からの仕送りがあった場合などは、その金額

が収入として認定されるという意味で生活保護に優先するということです。

つまり、仕送りがありながらそれを隠し、保護費を受け取っていたなら「不正受給」になります。

そもそもこの問題の本質は、三世代同居が普通だった時代には当然とされてきた相互扶養の

精神が核家族化の進行によって当然という意識が希薄になったところにあるのかもしれません。

今回の「不正受給」問題が冷静さを失い、生活保護に対する偏見を助長して本当に保護が必要

な人が保護を受けにくい制度になってしまうことを危惧しています。

 

 

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